この『星読みお悩みQ&A★10選』は…
私・鈴木雅子の星読み講座の初心者さん55人から、直近2年間でいただいた約200コのご質問のうち、10コをピックアップし回答したものです。
特に学び始めの方から寄せれられたものを厳選しています。
「これどう読むの?」
「この考え方で合ってる?」
「モヤモヤするのに答えが見つからない!」
そのモヤモヤをスッキリ解消する答えが、まさにここにあります。
その答えがあれば、
「私にも読めそう!」
と前向きな気持ちになれ、鑑定への一歩を踏み出す自信もわいてきます。
ぜひ、あなたのお手元でご活用頂ければ幸いです。
それでは、以下からどうぞ!
質問をクリックすると
回答が表示されます。
こちらの動画で解説しています。どうぞご覧ください。
該当の解説は、7:26あたりからしています。
その前に「ホロスコープとはそもそも何がどう描かれているのか」を、面白い3Dアプリを使って解説していますので、そちらもご覧になってみてください。
出生時間が分からなければ、正午12時でチャートを作成します。 ただし、その場合はハウスの情報は(もちろんハウスの一部であるアングルも)読めなくなりますのでご注意ください。
月も位置によってはサインが前後する場合がありますが、各サインの7°〜23°の範囲にあるならば、時間が不明でも確実にそのサインの月と言えます。(月は1日に約13度移動=12時間で約6.5〜7度しか移動しないことから。)
どうしても微妙な位置にあるならば、前後両方のサインの質をお伝えして、お客様にとってよりしっくりくる方を採用すればよいでしょう。
で、ハウスを読めない場合、お客様にお伝えする内容が
物足りなくなると思われるかもしれません。
ですが、惑星・サイン・アスペクトをお伝えするだけでもお客様にとってはかなりの
情報量になります。
つまり、出生時間が不明でも、分かる部分をお客様にお伝えすることには充分価値が
ある、とわたしは考えています。
ただ、情報量が減ることは確かなので、
そのことをお客様に事前にご説明し、「それでも鑑定をご希望なさいますか?」と確認を取ると良いでしょう。
事前にご了承頂いているのであれば、
お伝えできない情報があっても何の問題も
ありませんし、逆にその事前の説明がお客様には真摯な姿勢ととらえて頂けるかと。
ソーラーサインシステムについては、
わたしはピンときておらず使っておりませんので、申し訳ございませんがここはご回答
いたしかねます。
補足:
出生時間を割り出す方法としてレクティファイという技法がありますが、そちらはプログレス(未来予測で用いるチャート)を使いこなせることが前提となります。
また、読み手にもお客様にもかなりの事前準備が必要です。なので、星読みを学び始めの段階でコレに挑戦することは、わたしはあまりオススメしておりません。
オススメしないことについて、過去わたしのメルマガで
触れたことがありますので、よろしければそちらも
ご参照ください。https://ckarchive.com/b/38uphkhkr940
こちらの動画で解説しています。どうぞご覧ください。
ご自分の太陽の活かし方が何となくでも
つかめていて、さらに成長したいという
お客様にはお読みしてもいいでしょう。
そうでない場合は、多くても10大惑星の
お伝えまでにとどめるほうがいいかと。
なぜなら、わたしの実感として、太陽の
活かしどころが自分の中でハッキリしてきて
ようやく、キロンやドラゴンヘッドに向き
合えると感じているからです。
(ただし、キロンやドラゴンヘッドがその方にとって重要そう=個人天体に0°か180°でアスペクトしているのであれば、お読みするのは断然アリです。)
なんでも分かるホロスコープ・チャート
なので、分かることはすべてお伝えするのが親切と思えるかもしれません。
ですが、なんでもお伝えするとお客様は、
情報の消化不良を起こしてしまい、かえって何をすればいいか分からなくなる、つまり
行動できなくなってしまいがちです。
キロンやドラゴンヘッドに限らず、
「今この情報もお伝えすることがお客様にとってベストなのか?」と見極めた上で
お伝えできるといいですね。
ご質問に合わせた形でサンプルチャートを出すと、こんな感じですね。
ご質問に回答いたしますと、はい、魚座29度の方は、あくまで
魚座でOKです。
「5度前ルール」は、
ハウスにおいて”のみ”のお話になります。
次のハウスに切り替わる前の、
5度”手前”以内にある惑星(=ハウスの終わり5度以内にある惑星)が、
次のハウスのエネルギーを先取りするイメージです。
このルールを、サインにおいて
「次のサインとみなす」とは
使いません。
ですから、上のサンプルチャートの太陽でいくと、『太陽魚座3ハウス(とみなす)』となります。
確かに、サイン最後の5度の範囲(25°〜29°)は、次のサインの質を意識するという考え方はあります。
ただそれは、あくまで本来のサインで
ありつつ、「次のサインへと成長するために、本来のサインの質をやり切り卒業したがっている」(特に29度はその狭間で葛藤する)感じです。
なので、解釈において次のサインの
質を読み込もうとするよりは、本来のサインの質をやり切ろうとする
ニュアンスを出すほうが適切、と
わたしは考えます。
AとBのサイトの違いは、おそらくオーブ(許容範囲)の設定の違い
でしょう。
オーブが広めな設定のほうは
表示されるけれど、
狭めな設定のほうは表示されない
となってるだけかと。
どのサイトを信じるかよりも、
・オーブをどれだけ取るのか
自分で決める
・アスペクト表やラインの表示が
なくても、自分でアスペクトを
見つけられる
ようになさることを
オススメします。
参考:
表やラインなしでもアスペクトを
見つける方法は、こちらの動画で解説して
います。
結論から申し上げると、それは図形(Tスクエア)としては読みません。
アングルや計算上の感受点(ドラゴンベッド/テイルなど)は、図形を形成する
1点とはなりません。
(それらで図形として読んでいる星読みストさんは多いですけれどね。)
実在する10大惑星で形を成す場合に、図形として読みます。
それには『3つの円』を書いて考えることを
オススメします!
例えば、「月牡牛座6ハウス」ならこんな図を書くんです。
実はこれは、
ある受講生さんの月で、
彼女はこれを最初は
①人の役に立とうとして確実に事を進める。
②自分ひとりでマイペースに進め、ワンパターンに
ハマりがち。
と解釈してくれました。
確かにそういう部分も
ありますが。
それだと、
それぞれ下図の番号を書き込んだあたりの解釈をしているんです。
言い換えると、一番読みたい③にリーチできていない、だから全体的にバラバラな印象に。
彼女には、全部が重なる③をポジティブに以下のように解釈しなおしてもらいました。
「人の役に立てるよう自分を磨くために、
ひとつのことをコツコツと継続できる。」
(前半の「〜ために」までが6ハウス、「ひとつのことを〜継続」が牡牛座、「できる」が月です。(この「できる」は力まずに無意識でできる、素でできるイメージです。)
①と②よりもグッとまとまりが出ました!
解釈していて「何だか訳が分からない💦」と思った時には、このように「3つの円」を
描いて、円3つが全て重なるところを読めて
いるか、セルフチェックしてみてください。
そうですね。分かりやすく言えば意識して
生活する、ということになります。
自分の感情に向き合えていると思うなら、
月を使っている、他人とスムーズに
コミュニケーションできているなら、
水星を使えているな、と。
例えば、腹筋を鍛えるとき、ただ上体を
起こす動きをするだけでも腹筋は鍛えられ
ますが、「今腹筋を鍛えているんだ!」と
お腹に意識を向けつつ上体を起こすほうが、より効果的に鍛えられます。
それと同じで、「今この惑星を使っている」と意識を向けるだけで、意識しないでいる
よりもはるかにその惑星が洗練されていく、とわたしは考えています(実際、わたし自身の惑星でそう感じています)。
このときにはもちろん、サインの質と合っているかどうかも意識したいところですね。
惑星×サインの意味を知って意識したほうが
より成長しやすいと考えるならば。
それらをより多くの人にお伝えして、 人としての成長幅を伸ばしてさしあげる。 それが、わたしたち星読みストの役目の ひとつではないでしょうか。
読み手が解釈する時点では、正解・不正解は
ないとわたしは考えます。
もしあるとすれば、それはお客様に解釈を
お伝えしたときに、お客様がどう反応するかで分かることかと。
わたしは、鑑定は正解することが大切なのではなくて、お客様が自分自身に向き合って「今後どうしたいか」をじっくり考えられる時間をご提供することが大切、と考えて
います。
自分のことって自分でよく分かっているようで、実は分かっていないことが多いです。
ひとりで「将来どうしたい?」と考えようとすると、考えている端からもやんとして言葉にならない、しっくりくる言葉が見つから
ないなんてこと、ありませんか?
一方で、チャートの中には、あなたもご存知の通り、それを考える
キッカケとなるネタが詰まっている。
だから、わたしたち星読みストはそのネタを言語化してお客様にお伝えして、その方の
思考をうながして差し上げる。
そうしてお客様の考えが進んだことで
「こっちの方向だ!」と気づいて頂くのも、「そっちの方向じゃないな。」と気づいて
頂くのも、その方にとってはどちらも
大事な答え。
ということは、鑑定の中で「そっちの方向じゃない」もの(平たくいうと間違っているもの)が混ざったとしても大きな問題では
ない、後から直せばいいだけ、と言えます。
なのでわたしは、「チャートの解釈を絶対に
当てないといけない」とは思っていません。
もし鑑定書を事前に用意するなら
「鑑定書に書くことも絶対に間違っては
ダメ」とも思っていません。
もちろん、チャートから全く読み取れない
ことを書くのはダメですし、一発でお客様にビビッと響く解釈をできたほうが気持ちいいですけれど。
わたしのご提供する鑑定で、キーワードの
絞り込みがちょっとズレていたなんてことは今でもたま〜にあります。
で、お客様から「そういうふうに思ったことはあんまりないです。」というコメントを
頂く。
ですが、それも「そのお客様にとっては
そっちの方向じゃなかった」という貴重な
答え。
「じゃあ、こういう可能性もあります。こちらだといかがでしょう?」と、お客様にまた別の解釈をお伝えしています。
だからあなたも、
「間違えたらどうしよう?」と心配する必要はないですよ。